チョイス
ひと月に50GB使えるプランなのに通信制限にかかった。
ノーギガプランと言うものに加入しているのにだ。
ノーギガプランと言うのは、LINEやTwitter、YouTubeなどの主要アプリを使っている間はひと月に使えるGBに加算しないという、なんとも現代的、かつとても素晴らしいプランである。
対象アプリの点数は10を超える。
そこにはAmazon primeやTVerまであると言う優れっぷり。
しかしYouTubeも大して観ない。Amazon primeも加入しているのにドキュメンタルしか観ない。たまにTVerを外で観るが、基本はテレビに繋いで観たいなど、わがままも多い。
ただなんでこんな簡単に50GBを失うのだろう。通信制限がかかると、外でお店とか道とか調べるのも制限がかかって、なかなかに困る。原因を考えていた。
どうやら外出時に1番使うアプリがDAZNとApple Musicであることに気が付いた。
この2つはノーギガプラン対象外であった。
DAZNに関しては顕著で、Jリーグのオフシーズンであった1月、2月は20GB台で済んでいたのにも関わらず、そのほかの月は40GBを簡単に超していた。
DAZNだけで毎月20GBも使っていることに恐ろしくなった。
ただまぁDAZNに関しては、サッカーは外出時もなるべくならばリアルタイムで観たい気持ちは強い。
ハイライトとかをYouTubeで観るように意識はするにしても、たかが知れているだろう。
じゃあApple Musicの使い方を考えなければならない。
これまでApple Musicにある楽曲は全くダウンロードをせずに使用していた。
容量も食っていて、ただでさえスマホの動きが重かったので意識的にダウンロードもしていなかった。
以前はApple Musicの良さも感じながらも、シャッフルすると、メモ的にライブラリには追加してしまうために、あらゆる楽曲が入ってきてしまうことが抵抗があって、iPod classicも持ち歩いていた。
ただ簡単に壊れてしまった。
すでに廃盤になっているためお値段以上なのだが、それを買っても買ってもすぐ壊れてしまうのでもうやめてしまった。
今日は出かける時に、家のWi-Fi環境で3つのアルバムを選んで、ダウンロードをしてから外に出た。
Dropout Boogie/THE BLACK KEYS
Same/SHERBETS
Look at in the Light/Kate Bollinger
そうすると不思議なことにアルバムへの愛情が沸いてくるもので、
途中で他の楽曲に切り替えるみたいなこともしないで、アルバムを通して聴けるようになっている。
iPodを使っているのが好きだったのは、自分でチョイスをして選んだ楽曲の集合体だからだな。
TSUTAYAで悩み倒して、10枚何を選ぶかとか考えてた時間があるからだな。
スマホで音楽を聴くようになってからは、出会った楽曲を気軽にライブラリに追加して、どこで出会ったかも忘れてるような楽曲が多くなってきた。
それまではどこで出会った楽曲なのかは大体答えられていた。
「選ぶ」という行為は愛情を深めることになると実感した。
低速になって、GBを追加しようか悩んだが、1GBで1100円もすることに恐れ慄いて追加するのをやめた。
選んだからこそ、どうにかやりくりして、久しぶりの愛情に気がついた。
外出時に見るものもわがまま言ってないで、これからは選んで行こう。