中敷きがズレてくような日々

煩悩、戯言の半径30cm

まっすぐすぎるのは武器にも暴力にもなる


勘の悪い後輩と紹介した彼のことを書いてみよう。
この数日はほとんど彼のドキュメンタリーだった。

辞めるかも知れない大学生の子に彼は気づいた。
すでに矛盾のように感じるかもしれないが、彼はそういうことを察することは出来る。ただ初手の勘の悪さは人とズレすぎている。そこがおもしろくて好きだ。

辞めるかも知れないという子は以前にここでも書いたが、前に名指しで注意をされて可哀想だった大学生の新人の子だ。
その後は順調に持って行けたのだが、また別件が起きてしまい長文の文句LINEが僕のもとに届いた。そこから電話をしてみたら、辞める決心がついたらしい。辞めるのは寂しいが、この子はもうここにいたくないのかもしれない。と思ったら止める事もできなくなった。ましてや大学生のバイトだ。いくらでも可能性はあるし、わざわざここで働く必要もない。僕は「わかった」とだけ伝えた。

その電話の終わりにそれならば飲み会は開こうということになった。
何人か誘う中で心配もしていたしその後輩は誘わなきゃダメだろうと思って声をかけた。久々の会合に「行きます〜!ありがとうございます!」みたいな返事が来るかと思いきや、「了解しました。」しか返ってこない。
まだ誰が来るのかも言ってもないのに。

翌日出勤で会ってみると辞めることを察しているような面持ちで、どうにか出来ないかを探っていた。全ての休憩時間、バイト終わりまで「一緒に行きましょう」と待ち伏せしているほどだった。
それだけでなく彼なりにイラついてもいた。「どうしてこうなってしまうんだ。納得がいかない。」という反応。
「話を聞いて、分かる分かるって言うだけじゃ意味ないんですよ。どんどんネガな方向に行っちゃうじゃないですか。ポジティブな方向に行く言葉を言った方がいい。」と。
彼は夕方の休憩のときには「いま電話しましょう!!」とまで言っていた。さすがに怖すぎるだろうと思ったのと、この熱意は目の前で見た方が伝わるんだろうなと思い、明日までとっておくことにした。

こんな形で辞めることに納得がいかないのは同じなのだが、彼に触れているとあそこまで真っ直ぐにはなれてない自分に次第に気づいていった。
その夜、僕は大学生の子に改めて電話をして「辞めるのってまだ止めてもいいものなんですか?」と伝えた。彼の真っ直ぐさになんか感化された。思っていることはせめてでも伝えなきゃと思えた。
そして彼がこういうテンションであることを伝えておいた。明日出勤したときになんの前触れもなくアレに触れたら驚いてしまうだろう。

明けて昨日、飲み会当日。
僕は休みだったが、同僚やその大学生の子からどうやら彼が大暴れしている情報が届いた。
シフトの期日だったその日、どうやら彼女より早く来て「シフト書きましょうよ」を朝1番から言ってきていたようだ。その後も彼はレジ担当なのに事あるごとに持ち場を離れては近づいて行き、同じことを言ってくる。極めつけは手紙を渡しにきたと言う。常人では思いつかない距離の詰め方である。

また驚きなのはこの2人、日頃から会話をそこまで取っているわけではないところ。ましてやお互いの連絡先も知らないほどの仲。好き以外の理由を見つけるのが難しいのだが、ただ彼女が彼氏がいるということも知っている。そして彼の日頃の真っ直ぐさ見ていると、それ故なのだろうという線はあながちというか全然捨てられない。それが時に悪気のない暴力にすらなってしまうくらい真っ直ぐなのだ。

これを聞いて、今晩への期待の膨らみがとんでもなくなり、家で1人足をバタバタして笑い転げていた。

夜、他5人が集まった。楽しくケラケラしながらお話をしていたら、彼が少し遅れてやってきた。
彼はまるで初対面の人にあったかのような小さい会釈をして、何も喋らない。話にも入らず、ずっと遠くを見ている。
彼は今何を思い何を感じてこの顔と態度をしているのだろうか。
もう僕の中でこの会の主役は彼になってしまっていた。

店に着いてもずっと途方を見ている。身体の向きもテーブルから外側に向いている。何故か別の女の子に「髪切りましたね」とだけ言っていた。
楽しい話もほどほどに本人の口から事の経緯を説明してもらった。その合間もずっと目をつむって俯いて聞いている。たまに小さく頷く。そして永遠に黙ってる。

彼が黙って少なくとも30分が経っていた。そろそろメインディッシュを投入しよう。彼に話を振った。

「全然気にしなくていいですよ」と彼は言った。小さな声で。

この世でもっとも暗いトーンでの励ましの言葉だった。

ポジティブな言葉をかけるならもうちょいテンション上げろよと思った。お前のことの方が心配になるわ。そして当人はもうあっけらかんとはしていて、すでにそんなことは気にはしていない。彼以外はみんな揃って笑いを堪えて俯きがちだ。

そこから彼はトートバッグをゴソゴソと漁り出した。何が飛び出るのか、期待と緊張感が入り乱れて走っていく。

「こういうのもあるんですよ。」

飛び出してきたのはクシャクシャになった紙。入社時にもらったであろう会社の相談窓口のQRコードだった。

誰よりもまともな判断が出来ている。
まさかのことすぎて現場に衝撃が走った。
こいつからこんな意見が飛び出すだなんて誰も思いもしなかった。
僕は感心してしまった。底が知れない。

どうしてそれをずっと持っていたのだろう。
もう自分が入ったときはこれをもらったかどうかも定かでない。

誰よりも判断はまともなのに、これをクシャクシャの紙で持ち続けているこいつは確実に変。
これが彼のぶっ飛んだバランス感覚だ。

「社員になろうという人がこういうのを知っていないのはダメですよ!!何か動いてるのだろうと思っていたけど、こういう提案もしていないと思ったら信じられなかった。共感してるだけじゃ何も変わらないし、そうやって辞めていったら1番酷いことをしていることになっちゃうんですよ!!」と僕は彼に説教までされた。

隣にいた子が庇ってくれたが、さすがにこの発想は思いついてもいなかったので覚えておこうと思い、即座に写真を撮った。


「どうなんですか?シフトは書いてきたんですか?」と彼が言った。
「書いてきましたよ!」と大学生の子が言った。

その瞬間、彼は「やったー!!!!」とこの日1番の大声をあげた。
最初の彼はなんだったんだというくらいに上機嫌になった。
よかった、ほんとによかった。ありがとうね。また頑張っていこうね。
そんな言葉がとめどなく彼から溢れ出ていた。

そして彼は泣き出した。しばらく泣いていてお店の人にティッシュを借りるほどだった。

そこからの彼もすごかった。

「昨日は眠れなかったの?」と聞くと、
「いや、今日に備えて早く寝ようと思った。自分が先に行っておかないと朝のうちに店長に辞めますって言ってしまうのではないかって」(うちは基本11時出勤だ)
「何時に起きたの?」
「7時」
「いつもは何時に起きてるの?」
「7時」

「そうだ!出勤するときに電車で読んでいる小説を読んでいたんですけど、その話がどんどん悪い方向に行ってしまってて、その話も友達が死ぬのを止めようとしていたんだけど、死んじゃったんですよ。そしたら電車が止まったんですよ。これはやばいどうしようと思って。これで遅れて店長に告げていたら辞めてしまう。運命は変わらないのかも知れないと思って、うわぁーってなって、早く電車動け動け!ってめっちゃ思いましたよ。でも、止められた!!!運命変えれたよ!!俺運命変えれたよ!ありがとうね!!」

彼は今年26歳だ。


僕らは腹を抱えて笑った。笑い涙が出てきた。辞めるのを引き止められている張本人が若干引いていた。


彼に触れていると自分は擦れてしまったなと思える。元々そこまでは人のことを思えてなかっただけかもしれないけど。
純粋すぎるものに触れたとき、ヒリヒリして、突き動かされるなにかがある。

彼は常に様子はおかしいし、変わっていることや勘の悪いことには変わりないが、誰よりも大事な心根は持っている。
このまんま勘の悪いままでもいてほしい気持ちもあるけれど、もう少し人が引かないやり方さえ分かれば素晴らしいやつになるのになと思った。


今日、出勤をすると彼が昨日いた女の子に「髪切りましたね」と言っていた。
遠くの方を見て何も話さなかったあのときの記憶は彼の中から全てすっ飛んでいるのだろうか。
「昨日も言いましたよね?」と大笑いされていた。


どうやら彼はこのまんまで生きていってくれそうだ。

 

 

インディーズバンド


たまたまインディーズを聴く機会に恵まれた。

インディーと言われるとソフトなタッチな音楽がイメージされるけど、自分はそういうものはそこまで好きではない。聴くけど、聴くんだけど自分のど真ん中に来るものは少ない。
とにかくギターがガシャっているのが好き、その中に弾んで歌いやすいメロディが入っているものが好き。そしてそういう方向の音楽も世の中的にインディーとされると思っている。

聴いて自分が少しでもいいなと思ったバンドの特徴がみんな確実に銀杏BOYZに影響を受けていそうだった。
少し前まではandymoriTHE SALOVERSの印象を受けている人が多いなと思っていたが、1つくらい時代が戻っている。
この近年での銀杏BOYZの広がり方に驚きを隠せない。俺は4人時代の銀杏を観れなかったのを未だにまだ後悔しているのに。

ただもうインディーズは自分より年下のバンドばかり。そんなの引きづってる場合じゃない、置いてかれるぞという気持ちが出てきた。

その中でもpinfuというバンドの曲が特に好きだった。

とにかく鳴らしたい音楽に載っけれるだけの言いたいことをどうにかまとめて歌ってる気がして好き。散文的でいい。押し付けがましくない。言いたいことを言う。そして少しポップな部分を残してくれている。それがロックンロールのいいところ。

「たとえば君が死んだら」

https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mxDS_JfAAvJkIGtL0Q1bN0wNeMARi3QoU
編集?ミュート?適切な言葉が出ないが、それのぐにゃー声で歌詞をほとんど歌って、その後にパンクくらいの感じで歌う1分半の曲の少し聴いたことのない感じも好き。

「平和より愛を込めて」

https://youtu.be/OvmHg8fXrsM


なんだか自分の中の何かがゾワっとしそうで、若すぎるバンドの音楽のライブにあまり出向かないようにしていたところがあった気がする。そろそろ行ってみようか。

ゾワっとする何かは、それは本物だし。それこそライブの醍醐味だし。そういうのから逃げるな。と自分に言い聞かせている。

hair hair hair


周りに気を遣ってしまう性格が高じて、立場は少し上がってもレジや通販業務という連携を取る必要がある場所に配置されることが多い。

逆に査定は気にすることが人よりも増えてしまい、スピードが上がらないために入れられる回数が極端に少ない。

たしかにそこまで楽しさを見出していなくて、苦手分野だったことも確か。
何のCDがレコードがどれだけ高いかなんて正直どうでも良いという気持ちが強く、前向きに取り組めなかったのもある。

手に入らないものはどうだっていい。10000円以上払って聴きたい音楽などない。

とてもロマンがない考えだなと思うのであまりよろしくないと思い出している。

個人的には500円くらいまでで買える掘り出し物が大好きで、リスナーとしてもそんな聴き方をしてしまう。

そんなメンタルでやっていたら見事に入る回数が減ってきていた。

今日久しぶりに入った査定。
何をやりたいとかもないので、いつも店やみんなのこと考えて、やりきれそうなものをやる。
するとクラシックのCDばっかりの箱に当たる率が高く、知識なども付くわけもなくその日暮らしで査定を終える。

よって『商品力(知識)がない』というレッテルを貼られることになる。
聴いてるバンドの数とかは他の人よりも下手したら全然多い可能性があるが、安いものをいくら知っていてもそんなものは評価には値しないのだ。


さすがにそろそろ脱却したくなってきて、査定の内容を見て自分の興味のありそうな内容も良さそうなものを探す、といういつもならやらない行動に出てみた。

14箱ある査定がどうやら1960後半〜1970年くらいのPSYCHEやSOFT ROCKがたくさん入っていそうだった。

期限は少し先だが、これを直談判して始めることにした。こういう少しのことだが、「一歩踏み出したな!」という気持ちでやっている。


1枚打ってみるとここ何年も入荷していないPSYCHEバンドのレコード。
いやぁー、すごいね。値入れには後々見つかったとき文句を言われないように程よいラインを探って設定。

次はhairというレコード。
どうやらサウンドトラックのようだ。
隣にあるプレーヤーで聴いてみる。結構良さそうだ。でもあまりにも実績が弱いので出し値を1000円行かないところで設定。

次もhair。
同じサントラか。なるほど、ロックミュージカルの映画なのか。ベトナム反戦とかヒッピーとかそういうのが舞台なのね。
でもこれはやたら安いなぁ。まぁ一旦これは600円くらいにしておくか。

次もhair。え。
その次もhair。その次もhair。その次はHAARE。

出しても出してもその映画のサウンドトラックばかりが出てくる。

しかも全部ジャケットが違くて、発売されている国も違う。そしてどれも安い。

その次を出せばELECTRIC HAIR。

おいおいおい!HAIR案件ばっかりやないか!選んでやってもこれなんかい!!!


途方に暮れて、一回休憩を取った。


hair地獄を抜けたらしっかり面白いバンドが多かった。必要以上に試聴をした。

なんだか楽しかったな。
明日以降も出来るだけ自分の手で進められたらなぁ。


以下、収穫

The Moon『Without Earth』

https://youtube.com/playlist?list=PLFAE25F834B99A2E4

The Matchmakers『Bubblegum-A-Gogo』
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nhIzWmSzy_wQDQiYLa8wy86xp-pNtia-w

The Honeybus『I Can't Let Maggie Go』
https://youtu.be/ih4zwp-0GeQ

 

ビートルズが日本の笑福亭仁鶴ではない場所


中古CDレコード屋さんで働いていると、店頭で音楽をかけれるのは少し楽しみの一つだ。

音楽が好きな人が集まってる環境で音楽を介して会話するのが1番健康的で楽しくて、ほっこりする。

今日はmonobrightをかけてみた。
自分とほぼ同世代の人がめちゃくちゃ反応してくれた。
前から店頭にあるのは分かっていたが、かけるタイミングを探っていたので反応が良くてよかった。

その次はその人がクラフトワークを持ってきた。
電子音でインストの曲が多く、クラフトワークにしっかり耳を傾けてきていない自分には少しでも理解出来るのかなと思いながら聴いてみる。

40代の社員さんが同じくレジに入っていたのだが、おそらく隣にいた別の子に「なんか変えてきて」と言ったのだろう。一周もせずにCDが変わった。
この人は店内の空気とかを敏感に反応するのでこういう音楽は鶴の一声的に変えられる時がたまにある。

その子が持ってきたのは日本のサイケデリックバンドAcid mother templeとサックス奏者の梅津和時の共作だ。
鳴り響くは激しいギターとサックスが織り出すフリージャズのような色合いのサウンド
音が暴力的で非常カッコいい!と思った。しかし気づく。

絶対社員さんが求めていたのはこれじゃない。

さすがに2回連続で言ってしまうのは、それを好きで選んでいるその子の尊厳みたいなものを傷つけてしまう可能性があるので言えないだろうな、今飲み込んどんやろうなと思っていた。

程なくしてすぐお客さんが反応して、お持ち帰りしてくれた。
替えのCDをかけなきゃいけない。
僕が「そこらへんにあるビートルズでもかけといて」とかけてもらった。
ビートルズが外れるわけがない。みんな好きやろ。

Love me doのイントロが流れた瞬間、なぜかみんなが笑った。
クラフトワークからのフリージャズからのビートルズの一気に平和に戻る感じ。

そして右から、左から同時にスタッフがやってきてビートルズに反応しにきた。

ビートルズをかけるんかい!!!を感じて、
「ええやろ!ビートルズ!」と叫んでいた。

ビートルズをかけりゃなんでもまぁるくおさまるのではないのか。
ビートルズは日本の仁鶴ではないのか。

後にかかったイエローサブマリンのリズムが生理的に受け付けない。と言われた。
「今どんどんHPが削れてきています」

全然平和になっていなかった。

ちなみにうちの社内電話の保留音イエローサブマリンだ。可哀想に。


ビートルズをかけるだけでこんな反応になる職場なんて他にないんじゃないか。
音楽にアイデンティティを持っている人の集まりはなんだかすごい。

 

バイきんぐ単独ライブ「キャバレー」を観に行った

バイきんぐの単独ライブ「キャバレー」に行ってきた。

 

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毎年の恒例行事のつもりで行っている。初めて行ったのはどうやら2017年。
そこから欠かさず観ている。つもりだったが、調べて観ると今回で4回目。なんなら去年は4年ぶり。

チケット代も自分が初めて行ったときからは倍くらいに値上がっていて、バイきんぐ古参ファンの気持ちでいたが、そうでもなかった。

近年はYouTubeとかで知られているかも知れないが、小峠はガチのパンクスだ。

数々のパンクバンドのライブでの目撃情報を見る。赤坂でのRANCIDの来日公演で見かけた話も見たことがあるし、実際The Birthday×OLEDICKFOGGYのライブで父親が発見していた。

バイきんぐのライブからはパンクスを感じる。

コント芸人の単独となると大体10分くらいのネタが5本くらいあって、最後は15分越えのようなネタ、そして幕間の映像がどんどん凝っていく。
ただ彼らは5分くらいのネタが9本ほど。曲で言ったら2分くらいのが連打されている感覚だ。
VTRも毎年コンビでキャンプをしにいくロケ、毎年毎年。
下手に映像作品とかにも手を出さない。

コントの内容も構成で見せるとかそんなことじゃなくて「何をしたいか」に振り切れている。
西村がどんなキャラをやるか、西村に何をさせるか、それのみがコントの方向性とも言える。

コントのタイトルすらも欲の1つもない単語のみ。しかも設定もかなり使い回してる。

ラーメン屋、面接、居酒屋…ここらへんの設定で何個コント作ってるんだろうと思うが、きっと軸はそこじゃなくて西村のキャラなので、何度も使い回している。

今公式YouTubeに上がっているネタタイトルだけでも「定食屋」と「食堂」が並んでいる。普通ならこんなのあり得ないと思う。
ちなみに「定食屋」はぼったくりのコントで「食堂」は出所してきた人の初めてのご飯のコントだ。
内容が全然違うし、見たらもうちょい上手いタイトルのつき方は浮かぶのだが、それもきっと本人はどっちでもいいと思っている。


何をしたいか、というのが去年の単独からかなり強くなった印象があり、それによってテレビで出来そうなコントが圧倒的に減った。

去年はやりたいことが墓の上に座ってるだったり、ちんちんで立ち読みしてみたり。
今年も瓶ビールで頭をかち割りたかったり、自転車を2人で舐めたいだったり年々ハードコアになっていて、今年に関してはお客さんもついて行けてない感覚があった。
瓶ビールでかち割って、西村の左頭には公演中のほとんどの時間、たんこぶがあった状態だった。翌日もあるのにどうするのか、なんて思うし、エンディングでも本人らも言っていたが至って楽しそうに「明日はバランス取るために右に当てるか」と言ってケタケタしている。

でも目的があるからそれをする。西村をどんなサイコでやばいやつにして、小峠がそれに対して何を言いたいか、何をしたいか。そしてそれだけで押し切る。単純明快、それこそがパンクスだと思う。


自分はパンクが好きだが、パンクミュージックが好きなだけで、パンクスの精神を抱えていない。

散々聴いているので、少しは影響されているところもあるのだが、根本は自分に保険をかけてしまって、何もできないという性格。人に対して面と向かってひとつもNOを突き出せない。全て受け入れてしまう。

年々バイきんぐの単独を観ると、「うじうじしてんな、これでいいんだぞ!」と言う感覚に戻させてもらえるようになってきた。

到底売れっ子がやる単独の内容、構成ではないけれど、それでいいし、なんなら会場はもう少し小さいところでいい。

よくわからない区民ホールとかに年1で連れて行ってほしい。

 


ちなみに何年か前に行った単独でOLEDICKFOGGYを知ったし、客入りはダムドの1stアルバムをかけていて最高だった。
ちなみに今回はクラッシュのロンドンコーリン
ベタなもの以外も全然知ってそうな感じするから、普通にディスクガイド出して欲しい。

 

https://youtu.be/nhApS5FNSCY


ダウンタウンの花を見たときも大興奮だったな。

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みんな何歳になっても風船ガムが作れたらいいのに


前にもここに書いた大学生の子から誘われて飲みに行った。
正確には別の後輩が誘われて、そこにお呼ばれした。

この数日、サマソニの余韻から抜けずに頭がぼーっとしている。

仕事でも割とぼーっとして、忘れていることが多く、普通に怒られてる。
いつもの頭ごなしとは違い、そこまで弁解の余地がない感じで。

今日怒られてたのはそもそもそんなルールや流れを知らんかった!というところから付随していろんなところに問題が生じたという感じ。
自分の中でなんかそのルールに懐疑的な気持ちが生まれていたからきっと覚えるのをややめていたのだと思う。

自分が違うととちょっとでもた思っていることはしないというのを、少しは譲歩してやめていかないといけないのかな。全部譲歩する必要はないけど。

そんな感じで1日なんだか気分も上がらぬまま、退勤して集まりに向かう。
話したいことがあるらしく、最少人数の3人。

 

本題は結局職場を辞めるという話だった。

話したいことがあると言われていた時点で想像はなんだかついていた。

やはりどうにか出来ないのか…ただ必死に止めて何のメリットがあるのか分からなくどうしても強く引き留めれない。

ほんとにこの職場は言い方悪いが人の気持ちがわかる子ほどすぐやめていってしまう。
そのくらい人の気持ちがわからない人がマスとして多い。

あんまり気にしないでのんべんだらりとやりやれるやつほど続く。そんな場所にしたくないのにな。
ましてや普通の会社じゃなくて、音楽好きが集まる場所だ。そんなところでこんな辞め方をする人が多いとは思いもしなかった。

素直に寂しい。味方がどんどんいなくなっちゃうな…

帰りにお会計でコーラガムをもらえた。
久しぶりに噛んでみた。
味がすぐになくなってしまった。

昔はみんなで駄菓子買いに行くとき、10円でこれを必ず買って節約をしていた。

あのときと同じように風船ガムを何回も作っていた。

昔はいつまでも噛み続けていたのに、結構すぐに飽きている自分には気づく。
なんだか子供の頃はなんも考えんとみんな仲良くしてたはずなのにな、なんでこうなっていってしまうのか、なんだか難しいな。


まだどうにか出来ないのかなと思いながら、電車待ちで風船を作ってマスクにくっ付けてしまった。これはご時世だ。

ずーっと風船を作っては潰して、鼻につける。

もうみんな何歳になっても、このくらいの感じで風船ガムを作れたらいいのに。

銀行入金・両替が難しい


最近、銀行入金を任せられる位置にはなっている。
今日1人でやってみてくれ、と声をかけられた。

前回教えてもらっているはずなのだが、レジに向かう道中もまるで思い出せない。
いざその場に立てば思い出せるだろう、と思いながら歩みを進めている。

レジの前に立った。
もう何をやるのかがわからない。
自分は今何をしようとしてるのか、だけは大まかに分かるのだが、手段が1つも選べない。

このように自分は何事も毎回初めて見た気持ちで向き合うハメになる。
ほんとに記憶からなにもかもが抜け落ちる。
ちょっとかすってる景色も自信がなく、それがいつの場面なのか思い出せない。

だからいつもメモを見る。

メモをしないで出来ちゃう人ってどうなってるんだろ。
それに憧れて、メモをしない時期もあったが、何も出来ないままなだけで困った。

ノートを書かないのにテストの点数がめちゃいいやつ。
あれが社会に出てから、メモも書かないのに仕事できるやつになるのだろう。

逆にノートは過去の自分が教科書を作ってくれている感覚、だから未来の自分が読み返せるように。と言ってくれた先生がいた気がする。

メモもまったく同じだ。
さらにテストと違うのは見ながらやっていいのだ。


しかし今回ばかりはメモも記されていなかった。

その後もテンパり続け、改めて説明を受ける。
説明を受けても、わからないで懇々と説明をされてまた困惑。
もう頭の整理がまったくつかない。

その後、1人で銀行に行く。
両替機なんてなかなか扱わない。ひと通りは教わったが、何か起きるともうわからない。

一万円札を棒金と言う、例えば100円玉が50枚まとまったやつ、にして来いというミッションだった。
100円玉が素のまま50枚出てきて、また唖然とした。

後ろには並んでる人もたくさんいたので、慌てて小銭を回収する。
戻ったら怒られるかなぁなんて思っていたが、事なきを得た。

その後、今日やった流れを改めてメモした。
メモをして整理はついたから次はやれるだろう。

物事が終わってもまだテンパって冷静にならない頭、ボヤッとしたまんまで頭が晴れなかった。

その後に休憩で行ったつけ麺屋さんにandymoriのタオルを忘れ物したことを思い出すJR京葉線

これから幕張メッセソニックマニアからサマーソニックを通して参加する。