中敷きがズレてくような日々

煩悩、戯言の半径30cm

嫌な現実にはすぐ戻れてしまった


コロナから復帰して1日目。

出勤する前に足の病院に。
許諾はいただけた。これでやっと風呂に浸かれる。14日くらいお風呂に浸かれていなかったので流石に助かる。

最後にまた足の皮をひん剥かれた。意味はわからずただなんで!?となった。

時間がかなり余ったので西友でコーヒーとハムチーズパンを購入。
駅前の踊り場みたいなところで食べながら行き交う車を眺めていたが、とにかく風に熱がこもっていてしんどかった。
鼻が詰まっていたので味も少しよく分からなかった。

ここまで電車に乗らないのは次はいつになるのだろうと思いながらホームで電車を待つ。
夏になってからアディダスのマスクにしていたが、さすがに周りも気をつかってしまうだろうと思い不織布で。

腰をかけて、ぼーっと昨夜のフワちゃんのオールナイト0を聴いている。
若槻が嘘エピソードをつき続ける時間に笑っていたら、マスクのゴムが取れた。
汗でひっついていたのでただゴムが外れてるというだけで済んでいる。

替えのマスクを取ろうと思い、カバンを漁るが、ない。
いつも基本的に持ち歩いているがこういうときに限って。アディダスも持ち合わせていない。

店舗に着いてから、ホチキスで止めて対応した。

社内メールを見ていたら、またいろんなところで好き勝手ルールを作っている。
10日間いないだけでこんなことになってしまうのか。
そしてルールからはみ出てる新人の子を名指しでみんなが見えるところにメールで注意する。

10日間、完全に1人でいて心清らかに仕事をし過ぎることなく、リハビリのフリして無理をしないで落ち着いてやろうと思っていたのだが、こういうのを見るからどうしても力が入って、いろんなところに必要以上に気を配ってしまい疲れてしまう。
これはいかん。よくない。と思い、メールの内容を読むことをやめた。

新人の人から「お久しぶりです!大丈夫ですか?」なんて言われた。
「日に日に頼れる人がいなくなっていって、どうしようどうしようと思いながらいましたよ。サバイバルゲームみたいな気持ちでした。」
あぁなんか間接的に褒められてるなぁと思って、笑って返した。

担当として滞ってた仕事に対して、同じ担当の社員から注意が入るが、いやさすがに俺が今日戻ってきたのくらい分かるやん。てかあなたも昨日まで同じ状況でおらんかったから滞ってるところあるねんで?と思ったり、それを軽い感じで言い返したり。
コロナの陽性連絡のとき、ついでにメールで引き継ぎは残しておいたので「引き継ぎはやったよ」というアリバイを作っておいてよかった。それを言えた。

どうせ状況分からないと手を出さないだろうし、分かっててもミスったらやった人のせいにされる環境。期限もしっかり決まってない仕事ならば、そりゃ誰も手を出さない。
それも分かっているから送っても無駄かな?と思ったりしていたが、よかった。


結局ゆーっくり仕事を始めようと思ったが、在庫の整理を進めなければならない。それを取り出すためにスタッフルームの無造作なダンボールまみれにの場所から物を引き出す。
ここの片付けも結局俺とか数人しかやらんよな、と思いながら。
朝にこれをやればもう汗は立っていても噴き出て来る。
意識的にゆっくり歩こうと牛歩作戦だと言いながら歩いていたが、それも虚しく。
息が上がるほど動いてしまい、夕方にはすでにグロッキーだった。

あぁなんだかこんな感じだったなぁ…
結構日々、心で怒りながら仕事してたんだなぁ…
なんだか1日でこんなに戻されてしまうことに現実って嫌なところは簡単に戻れてしまう。戻ってしまう自分に悲しくなりつつも、戻ってきたなぁ、があった。

 


お昼間に食べたつけ麺も大盛りにしてしまいずっと気持ちが悪いままだった。
いつも大盛りにしていたが、コロナになってからあまり食べていなかったので胃がびっくりしてしまったようだ。
大盛りにしてしまうのはお腹空いちゃったらどうしようという不安症の部分からも来ている。
そろそろ大盛りにしないという勇気ある撤退をしないといけない。