中敷きがズレてくような日々

煩悩、戯言の半径30cm

愚痴をストックス


なんでそんなに人のことを見ないで文句を言うことが出来るのだろう?と思うことがあった。

僕は自分のキャラクター的にテキトーなやつだと思われがちだ。
実際テキトーにしてしまう部分もある。否定しない。
ただ考えている面は考えすぎなくらい考えているし、この間の年末みたいに見て分かるくらい落ち込んで塞ぎ込むくらいまで考えてしまうこともある。あとむしろ準備しないと何も頭から考えが出ない時が多々あって、それを踏まえてるからこそ事前に考えている。

「査定の時に実績見ればいいよって言ったんでしょ?」と言われた。
そんなことを言うわけがない。むしろうちは安すぎてすぐ売れちゃってることが多くて、これじゃあカモにされてしまうなと思っているからそういうものを見つけたら流されるずにガンガン上げるようにしている。
売値500円上げとかは平気でやるし、1,000円以上も上げたりすることもまぁまぁあるし、高いものだったりしたらもちろん市場を見る。

彼は今、査定を始める子に教えている。
その子から聞いたと言う。
たしかに今彼が教えているからあんま余計ないことは言わんとこと思って接していたけど、普通に世間話のように話をされた時に査定についての会話はした。そのくらいだ。
またその教わってる子がそんな貶めてやろうとそんなことを言うはずがない子なので何かがおかしいと思っていた。

「いや、俺そんなこと言いました?話してる時に値入れに関してはむしろすぐ売れてるものとかは上げたらいいって言いましたよ」
「でもそういう認識になってないから」と返ってくる。

「そうやって流れ作業みたいになるとさ、よくないからさ」
まったく同じことを思っている。

「君はいいよ、治す気もないでしょ?それでいいよ。だからそういうの言わないで。」

この言葉にカチンと来た。
そうやって人のことを知ってる風に勝手に自分のイメージだけで物事言いやがって。しっかり見てくれていたら絶対そんな言葉は出ないはずだ。

ただまぁプライドを持って教えているところを邪魔しちゃったんだなとか、俺ってそんなにテキトーなイメージ持たれてるのかと考える部分もあった。

「いやまぁたしかに俺は少し伝えるのが下手なところがあるから何かこう曲がって伝わったのかもしれないですね、すみませんすみません」で終わらせた。

すぐにはその会話を思い出せない。
どこか自分が間違っている可能性がある。
だからその場では怒れない。


家に帰って思い出すと「査定画面の実績を見たらいい」言ったのを思い出した。
それは値入れの話ではなく、特記事項に使われている記号の話だった。

査定の時に使う数字やアルファベットを組み合わせた記号があり、それを打ち込むことによって帯付とかライナー付とか2枚組とかが出るようになっている。
それが100以上書かれている表があり「これ全部覚えなきゃなのかな」と言っていたので「いやこれは全然覚えんでいい。みんながやってる実績を見たら書いてあるから覚えなくていい。そしてやってると覚えるし」と話したことを思い出した。

まったく違う話が曲がって伝わっていただけだった。
これのことを言っているにも関わらず、まずその発言が出た時に当人に聞きもせず決めつけでよく人に文句をよく言えるなと思った。
そういうこと言うときに間違えていたらどうしよう、とか思わないのかな?間違えたときに心が痛んだりするかもとか考えたりしないのかな?よくもそんなこと恐れずやれるなと思う。

人がどういう思いをするのかとかまるで考える力がないんだな。


彼にはずっと思っているがどこか人を見下している発言や行動が多く、ここ最近のだけでも思い出してみたらいくつかあった。

人が休憩出るタイミングで電気屋さんにおつかい頼むまではまだいいが、それから戻ってきて張り紙で「これもお願いします」とまた電気屋に行かせる案件が置いてあった。そして彼は休憩中。
俺に物事頼んだ段階で2度手間になることは確実なのに悪気もなく頼むことなのか?と思った。

ずっと裏に下げてる在庫がついに2ヶ月以上経ち出した。
前に「あれって送り出し先は決まってないんですか?」と会話していた時に
「そうなんだよね、誰もやってくれないから」と言っていた。
それはお前の仕事じゃねぇのかよと思ったが放置してみた。でもまだやらない。
通販で落ちたりするとみんな5箱もの中から探さなきゃいけないのがしんどそうだった。実際自分もしんどかった。
痺れを切らして送り先を探し出してそれを伝えたら「店頭空いた時にちらちら出していたのに。出したくないな。」と言い出した。
お前ゴミ屋敷の住人みたいなこと言うんじゃねぇよと思いながら、決めたものだけはやらせていただいた。また勝手に進めたことにだけ文句を言われたので謝っておいた。

自分が推し進めようとした案件。
店頭に出る商品にはすべてセロパックをつけてCDを保護した方がいいってことを上の人などに話して進めようとしてた。
それを聞きつけて「レコードもさ、底抜けちゃってること多いからさ、査定のときに底抜け防止シート入れようってのをついでに話に上げといて」と言われた。
正直それはさすがに査定の時にやるのは時間がかかりすぎると思うので俺は反対だったのだが、なぜそれを俺が進めなきゃいけないの?と思った。
そもそも俺が賛成かどうかを聞くところから始まるだろ?と。

このエピソード並べただけで分かると思うのだが、人のことや気持ちを見れていない。どこか薄ら舐めている。
他の人に話を聞くとこれは俺だけじゃなく、割とそれをやられてる人はいる。

きっと俺は特に舐められているとは思う。
何言っても謝ってしまうし、怒らないと思われているし、怖くない。年もあっちの方が3つくらい上だ。

常に自分のほうが上だと言う気持ちがあるんじゃないかな?と思う。

たしかに知識とかあんたの方が上だ。太刀打ちなんて出来るもんじゃない。
ただ俺もある面ではあなたのことを舐めているからな?忘れんなよ?

でもきっとそういうの治す気ないんでしょ?だからいいよ。

ただ覚えとけよって話。

これは俺自身にも言っている。だから載せるのどうかと思いながら書いた。

あーデトックスデトックス
ストックです。